最近の読書タイムに選んだ2冊の本をご紹介します。
読書感想文として、現在読んでいる作品について感じたことをまとめてみました。
読書が好きな方、大人になってから再び本を読み始めた方の参考になれば嬉しいです。
まず1冊目は、佐藤大輔さんの『長征』です。
700ページを超える大作で、読むには時間がかかりますが、その分、物語にじっくりと浸れる濃密な内容です。
佐藤大輔さんといえば、緻密なストーリー構成と重厚なテーマで知られる作家。
今回の『長征』を読み始めてから、他の作品も読みたくなりました。
長編ながらも、戦略や人間ドラマに引き込まれ、ページをめくる手が止まりません。
2冊目は、奈倉有里さんの『ロシア文学の教室』。
こちらはロシア文学に関心のある方にぜひおすすめしたい一冊です。
タイトルの通り、大学の講義をベースに構成されており、ドストエフスキーやトルストイといったロシアの文豪たちの作品が、丁寧に解説されています。
若い頃に読んだロシア文学を、今あらためて違った視点で楽しめるのが魅力です。
奈倉さんの文章は、学術的でありながらも読みやすく、知識が自然と頭に入ってきます。
「ロシア文学って難しそう」と思っていた方にも、優しく扉を開いてくれるような内容です。大人になった今だからこそ、深く味わえる文学の世界があると感じました。
どちらの本も、時間をかけてじっくり読むタイプの作品ですが、読書の醍醐味を再確認させてくれる素晴らしい本です。
特に「おすすめの本を探している方」や「読書感想文の題材を探している学生・大人の方」にはぴったりです。
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