
確定申告の医療費控除「医療費集計フォーム」を作成してみました
確定申告の医療費控除を行いたいと思っているけど、作成できるか分からずにやめておこうと思ったことはありませんか?
実際に作成してみると、思ったよりも簡単に作成できました。
何年にも渡って医療費控除を作成してきた私が医療費控除の作成方法をお伝えします。
今までは、自己流の医療費フォーマットで作成してきましたが、今回は初めて国税庁のHpに掲載されているフォーマットを使用して作成しました。
医療費控除とは?
医療費控除の対象となる金額を簡単に伝えると、実際に支払った医療費の合計額から10万円を支払った金額が対象となります。
なお、今回はセルフメディケーション税制(医療費控除の特例)は実施していません。
入力の準備
まずは、病院や薬局でもらった領収書をまとめます。
私は入力しやすいように、月ごとにまとめておきます。
その方がフォーマットに入力するときに、同じ病院や薬局を入力する時にコピペ出来るので作業時間が短縮できます。
特に、病院へ行った後の薬局は同じ店舗になる可能性が大きいのでとても便利です。
医療費集計フォームをダウンロード
国税庁HPの医療費集計フォームから「医療費集計フォーム」をダウンロードします。
「医療費集計フォーム」は支払った医療費の内容を表計算ソフト(エクセルなど)で入力・集計するためのフォーマットです。
「医療費集計フォーム」を作成後に確定申告書等作成コーナーの医療費控除の入力画面で詠み込んで反映することができます
特に、医療費の領収書の枚数が多い場合は、「医療費集計フォーム」を利用した入力が便利です。
入力項目について
医療費控除の入力項目は下記の通りです。
- 医療を受けた人(氏名)
- 病院・薬局などの名称
- 医療費の区分 ※複数選択可(医療費の内容として該当するものを全てチェック)
- 診療・治療/医薬品購入/介護保険サービス/その他の医療費
- 支払った医療費の金額(医療費控除の対象となる金額を入力)
- 補填される金額(生命保険契約などで支給される入院費給付金や健康保険などで支給される高額療養費・家族療養費・出産育児一時金などの金額を入力)
- 支払年月日(任意)
入力していきましょう
・医療を受けた人(氏名):
私の場合は自分自身と妻の分があるので、2名分入力します。
一度氏名を入力すれば、その後はコピペで作成していけます。
・病院・薬局などの名称:
領収書に記載されている病院名、薬局名を入力します。
これも一度入力すれば、その後はコピペ出来ます。
特に、病院→薬局がひとまとめになっている場合はコピペも楽になります。
・医療費の区分: ※複数選択可(医療費の内容として該当するものを全てチェック)
※エクセルにプルダウン(該当する)が入っており、選択できるようになっています。
診療・治療⇒病院で支払った費用がある場合選択します。
医薬品購入⇒薬局で支払った費用がある場合選択します。
介護保険サービス⇒介護関係で支払った費用がある場合選択します。
その他の医療費⇒交通費などの支払いがあった場合は選択します。
・支払った医療費の金額:(医療費控除の対象となる金額を入力)⇒領収書の金額を入力してください。
・補填される金額:(生命保険契約などで支給される入院費給付金や健康保険など)⇒金額を入力してください。
・支払年月日(任意):⇒入力は任意ですが、私はすべて入力しています。
入力後に再度領収書をチェックするときに確認しやすくする為です。
入力しなければ時間は短縮できます。
入力時間
150項目位あり約2時間程度で入力する事ができました。
まとめ
今回は確定申告の医療費控除「医療費集計フォーム」を作成してみました。
始める前は、もっと時間がかかると思っていました。
事前に領収書を月ごとにまとめておいたことと、入力項目を理解して入力内容のコピペを多用することが出来たことで作業時間を短時間にする事が出来た理由だと思いました。
ブログを読んでいただきありがとうございました。
また、お会いしましょう。
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