高齢の母の見守りを続けて感じること 定期宿泊が日常になった今

母の見守り日記

連絡が取れなかった日の不安

見守りを本格的に始めるきっかけになったのは、母と連絡が取れなくなった出来事でした。

電話をしても出ない。

嫌な予感がして、警察と消防に連絡し、最終的にはドアを開けてもらいました。

幸い大きな異常はありませんでしたが、その時の不安は今でも忘れられません。

あの出来事が、「日中だけではなく、夜の時間も見守る必要がある」と考えるきっかけになりました。

『安心して眠れる』という言葉

実際に泊まるようになると、母は
「安心して眠れる」
と話すようになりました。

高齢になると、夜の時間は特に不安が強くなるのかもしれません。

誰かが家にいる。

それだけで安心できる部分があるのだと思います。

私自身も、夜の様子や生活リズムを実際に確認できることで、昼間だけでは分からなかった変化に気づけるようになりました。

一緒に過ごすことで見えてくる現実

一方で、実際に一緒に過ごす時間が増えると、簡単ではない現実も見えてきます。

同じ話を何度も繰り返す。

過去の不満や怒りが突然始まる。

記憶が混ざり合い、「嫌がらせを受けた」という話へ変わっていくこともあります。

最近は特に、被害意識のようなものが以前より強くなっているように感じています。

こちらが説明しても、時間が経つとまた振り出しに戻る。

その繰り返しに、こちらの気持ちが疲れてしまう日もあります。

穏やかな時間もある

もちろん、大変なことばかりではありません。

最近では、自宅で母の髪を切ることが毎月の習慣になりました。

美容院へ行くことが負担になったため始めたことですが、散髪の時間は自然と会話が増える時間にもなっています。

歌舞伎へ外出した時には、学生時代に戻ったような表情を見せていました。

そうした穏やかな時間があるからこそ、見守り生活を続けていけるのかもしれません。

強い心が欲しいと思う日もある

正直なところ、こちらの心が疲れてしまう日もあります。

もっと強いメンタルが欲しい。

そう思うことも少なくありません。

しかし最近は、「全部を完璧にやろうとしないこと」も大切なのだと感じています。

受け流すこと。

少し距離を取ること。

無理をしすぎないこと。

そうしたことも、長く見守りを続けるためには必要なのかもしれません。

まとめ

見守りというと、特別なことのように感じます。

しかし実際には、
一緒に食事をすること。
会話をすること。
泊まること。
髪を切ること。

そうした日常の積み重ねなのだと思います。

もちろん簡単ではありません。

それでも、「一緒に過ごす時間」が安心につながっていることを感じながら、これからも少しずつ続けていきたいと思います。

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短髪くまさん

生年月日:1968年生まれ
年齢:57歳(2025年現在)
出身:東京都多摩地区
血液型:A型
家族構成:妻と二人暮らし
経歴
理工系の大学を卒業後、自動車設備メーカーに就職。
途中、和菓子職人への憧れから修業を経験。
その後、人材ビジネス業界で25年間勤務し、15年間は役員として活動。
仕事をしながらMBAの科目をすべて履修し、現在はフリーランスとして活動中。これまでの経験を活かしながら、新しい挑戦を続けています。

私について
食べること・お酒が大好き! 特に日本酒・ワイン・ビールを楽しんでいます。
特にワインが大好きです。
過去30年間、自宅でほぼ毎晩ワインを飲んできました。その結果、開けたワインコルクは5,000本以上に達するかもしれません。もしかすると、ワインソムリエよりも多くのコルクを開けているかもしれません。しかし、ソムリエのように詳しいワイン評論はできず、「味が好きかどうか」「食事に合うかどうか」でシンプルにワインを選んでいます。

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