しばらくお休みしていた24時間営業のトレーニングジムを、最近になって再開しました。
実は、今年に入ってから生活を見直す機会があり、いくつかのサブスクリプションサービスを解約しました。
動画配信サービスを含め、支出を見直す中で、この24時間ジムも一度やめてみようと決断。月々3,000円ほどの会費ではありましたが、「本当に必要かどうか」を見極めたくなったのです。
このジムで私が主に行っていたのは、ウォーキングマシンでの傾斜付きウォーキング。
スピードを上げることなく、傾斜をつけてじっくりと歩き続ける運動です。
正直なところ、やっている最中はそれほど大きな変化を感じていなかったのですが、やめて数週間経った頃、下半身の筋力が落ちたような感覚を覚えました。
特に、踏ん張りがきかなくなった感じや、体幹のバランスがやや崩れたような違和感を感じたのです。
代わりに始めた「近所の散歩」
ジムを退会した後は、代わりに近所を散歩する習慣を取り入れることにしました。
これが意外と良いリフレッシュになり、隣駅まで足を伸ばしてみたり、季節の花を眺めたりと、自然の景色を楽しむ時間にもなっています。
特に、バラの咲く公園や街角の花壇など、歩くことで「気づける小さな楽しみ」に出会えるのが魅力。
これは室内ジムでは味わえない体験ですね。
歩きながら頭の中が整理されていく感覚もあり、気分転換としてもとても有効でした。
外歩きのメリットとデメリット
とはいえ、外での散歩にはひとつ大きなデメリットがあります。
それは、「傾斜がない」ことです。私の住んでいる地域は比較的平坦で、どこまで歩いても起伏がほとんどありません。
傾斜をつけたウォーキングは、同じスピードで歩いていても筋肉への負荷が段違い。
特に太ももやお尻、ふくらはぎなど下半身にしっかりと効いてくれるのです。
この負荷の違いは、体の変化としてすぐに現れました。ウォーキングマシンでの運動をやめてから、明らかに腹まわりに脂肪がつきやすくなり、下半身がむくみやすくなったような感覚がありました。
やはり、一定の負荷を継続的にかけることの重要性を、改めて実感しました。
再開の決め手は「乗馬」と「加圧トレーニング」
私は現在、趣味で乗馬と加圧トレーニングを行っています。
どちらも非常に身体に良い運動ではありますが、日常的な運動量としては少し物足りなさも感じていました。
そこで、日々の体力維持と下半身強化のために、24時間ジムのウォーキングを再開することにしたのです。
決め手は、「やめて初めて、あの運動の効果に気づけたこと」。
これは私にとって大きな気づきでした。
今は週に2〜3回、傾斜をつけたウォーキングを50分程度行っています。
やりすぎず、でも確実に効かせる。
そのバランスが、今の私にはちょうどいいようです。
最後に
50代になり、体の変化をより強く実感するようになりました。若い頃と違って、「やめたらすぐに戻る」ということが難しくなってきます。
でも、逆に言えば、小さな運動を積み重ねることの効果も大きくなる年代です。
今後も、無理せず、自分のペースで体を動かしながら、健康な毎日を続けていきたいと思います。
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