
ゴールデンウィーク明け、まるで夏のような強い日差しの中、久しぶりの乗馬に行ってきました。前回の騎乗から、なんと3週間ぶりです。
この間、ただのんびりしていたわけではありません。時間を見つけてはYouTubeのレッスン動画を見たり、専門書を読んだりして、自分の騎乗スタイルを見直す時間にしていました。特に「騎乗姿勢」についての理解が深まり、今回はそれを実践してみることに。
一鞍目:ビックピンクと再会
1頭目は、最近よく乗っているビックピンク。とても軽やかな馬で、騎乗者の指示がうまく伝わると、こちらが驚くほどスムーズに反応してくれます。
並足も速足もスムーズで、まるで「今日は調子がいいよ」と言ってくれているようでした。特に並足から速足への移行は、まるで音楽に乗るような心地よさ。
そして今回の大きなチャレンジは、駈歩の継続。
最初は、数歩だけで止まってしまい、なかなか駈歩が続きません。原因は自分にあるようで、駈歩に入る前の「ため」が足りないこと、そして手綱を緩めきれていないことがわかってきました。
「ため」とは、簡単に言うと「前に進みたいという気持ちを持たせつつ、速度をセーブする」こと。
この準備ができていないと、馬はうまく駈歩に移れません。
さらに、駈歩に入ってからも、手綱を強く持ちすぎると、動きが止まってしまうのです。
何度も何度もチャレンジする中で、少しずつコツを掴み、ついには1周ほど駈歩が継続できた時は、本当に嬉しくて思わず笑ってしまいました。ビックピンク、本当にありがとう。
二鞍目:パイロとの再スタート
2頭目はパイロ。以前は反抗されて、まったく動いてもらえないこともあったのですが、今日は違いました。
始めからとても軽快で、軽速歩もスムーズ。
駈歩も、最初のうちは手探りでしたが、繰り返すうちに何周も継続して駈歩ができるように!
走っている最中に内方脚を当ててサポートしたり、スピードが落ちてきた時に少し強めに脚を使うことで、しっかり継続できました。
「駈歩が続くようになった」と実感できたのは初めてのことで、心から満足感を味わえました。
トレーナーからのアドバイス
レッスン後、トレーナーからは以下のようなアドバイスをいただきました。
- 脚は前に出さないこと
- 身体の力を抜いて、馬の動きに合わせていくこと(随伴)
特に、今回のテーマだった「下半身の力を抜く」という点は、意識することで少しずつ体に馴染んできたように思います。ただ、つい力が入ってしまい、気づくと体が固まってしまうこともありました。
最後の方で、下半身を柔らかくして馬の動きにそっと沿わせたとき、馬がスッと加速した瞬間がありました。これはもしかして「体重扶助」が少し使えたのかもしれません。小さな手応えですが、嬉しい発見です。
次のレッスンが待ち遠しい
今日は本当に気分の良い一日でした。3週間ぶりに乗ったとは思えないくらい、ビックピンクともパイロとも良いリズムで騎乗でき、特に駈歩が継続できたのが大きな成果です。
また来週のレッスンが、今からとても楽しみです。
ブログを読んで頂きありがとうございます。
同じように乗馬に励んでいる方、これから始めようとしている方にとって、何か参考になればうれしいです!
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