戦略ゲームで思考力を鍛える
学生時代に夢中になったシミュレーションゲーム
私の趣味のひとつは「シミュレーションゲーム」です。
今ではPCや家庭用ゲーム機で楽しむ方が多いですが、私が学生の頃に夢中になっていたのは「ボードを使ったシミュレーションゲーム」でした。
特に戦略・戦術系のゲームが好きで、「遠すぎた橋」や「ノルマンディー上陸作戦」といった戦争をテーマにした作品を、友人たちと何日もかけて遊んだ思い出があります。
サイコロを振り、駒を進め、戦況を緻密に読み解く時間は、まさに戦場そのものに入り込む感覚でした。

社会人になって封印した趣味
ところが、就職してからはシミュレーションゲームを一切やめました。
理由は単純で、あまりにも好きすぎて時間を忘れてしまい、仕事に支障が出ると感じたからです。
そこで「50歳になるまでゲームをやらない」と自分に誓いました。
30年近くも我慢できるのか?と当時は不安でしたが、その約束を守り抜き、長いブランクを経て再びゲームの世界に戻る日を迎えることになります。
50歳で復活!「ギレンの野望」との出会い
50歳になった私は、抑えていた情熱が一気にあふれ出し、再びシミュレーションゲームを始めました。若い頃との違いは、ボードゲームからコンピュータゲームへと進化していたことです。
その中で最初に手に取ったのが、名作として知られる「ギレンの野望」です。
ガンダムの世界を舞台に、ジオン軍と地球連邦軍に分かれて戦う本格的な戦略シミュレーションゲームで、領土拡大や資源管理、兵器開発、生産を行いながら敵と戦っていきます。
シミュレーションゲームの奥深さ
シミュレーションゲームの魅力は、単なる戦闘だけで勝敗が決まらない点にあります。
・資源管理:限られた資源をどの兵器に投資するか
・戦略的判断:どの戦線を維持し、どこを撤退するか
・計画と修正:目標に向けた計画を立て、失敗すれば修正する
この繰り返しが面白く、まるで実際の経営や人生そのもののようです。
ときには圧倒的に強い敵に対して、小さな局地戦で有利を積み重ねたり、あえて撤退して敵に損害を与えながら次のチャンスを待つこともあります。
こうした駆け引きがシミュレーションゲームの醍醐味です。
戦略ゲームがもたらす学び
「計画を立て、実行し、問題があれば修正する」というシミュレーションゲームのプロセスは、仕事や生活にも応用できる思考力を育ててくれます。
勝利したときの達成感は、偶然ではなく積み重ねた戦略が実を結んだ瞬間だからこそ大きいのです。
シミュレーションゲームは単なる遊びではなく、「思考力を鍛える趣味」と言っても過言ではありません。
まとめ・・・シミュレーションゲームは大人の趣味に最適
学生時代に熱中し、社会人として封印し、そして50歳で再び取り戻したシミュレーションゲーム。戦略ゲームの奥深さは、年齢を重ねても色あせることはありません。
次回は、現在私がプレイしている最新のおすすめシミュレーションゲームを紹介する予定です。もし同じようにシミュレーションゲームに興味がある方がいれば、ぜひ一緒にこの奥深い世界を楽しみましょう。
コメント