この季節になると、ついロング缶に手がのびる

エッセイ

毎晩の晩酌が、我が家の日課です。
まずはビールで一杯。

夫婦ふたり、350ml缶を1本開けて、仲良く分けて飲むのがいつものスタイルです。

冬の間はこれでちょうどよく、ほろ酔い気分で食事も進みます。
しかし、気温が少しずつ上がってくるこの季節、初夏の気配が感じられるようになると、不思議と「もうちょっと飲みたいね」という気分になるのです。

そこで、つい2本目を開けてしまうことも。

でも、350ml缶を2本となるとちょっと飲みすぎかもしれない気もするし、毎日2本ずつ開けていると、あっという間に在庫がなくなってしまう。

買い置きしていても、すぐになくなってしまうのが悩みどころ。

そんなときに登場するのが、500mlのロング缶。
「今日はちょっと多めに飲みたいね」という日の定番です。

350ml缶を2本開けるより、ロング缶1本のほうが罪悪感も少なく(笑)、ごみも減るし、ちょうどいいボリュームです。

毎年この「ロング缶に切り替えるタイミング」が、我が家にとって季節の変わり目のサインになっています。

寒い季節には小さめの缶を分け合い、少し暑さを感じるようになると「そろそろロング缶かな」と自然と切り替わる。

冷蔵庫の中身を見て、「あ、季節が変わったな」と感じるのも、なんだか面白いものです。

きっと、皆さんのご家庭にも「うちの季節のスイッチ」があるのではないでしょうか。
エアコンをつけるタイミング、布団を夏用に変える日、衣替えなどなど。

そんな小さなきっかけが、日々の暮らしの中に季節を感じさせてくれます。

ビールの缶のサイズひとつにも、ささやかな季節の移ろいが詰まっている感じがします。
そんなふうに感じながら、今夜もロング缶をふたりで分け合って、ゆるりと晩酌を楽しもうと思います。

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短髪くまさん

生年月日:1968年生まれ
年齢:57歳(2025年現在)
出身:東京都多摩地区
血液型:A型
家族構成:妻と二人暮らし
経歴
理工系の大学を卒業後、自動車設備メーカーに就職。
途中、和菓子職人への憧れから修業を経験。
その後、人材ビジネス業界で25年間勤務し、15年間は役員として活動。
仕事をしながらMBAの科目をすべて履修し、現在はフリーランスとして活動中。これまでの経験を活かしながら、新しい挑戦を続けています。

私について
食べること・お酒が大好き! 特に日本酒・ワイン・ビールを楽しんでいます。
特にワインが大好きです。
過去30年間、自宅でほぼ毎晩ワインを飲んできました。その結果、開けたワインコルクは5,000本以上に達するかもしれません。もしかすると、ワインソムリエよりも多くのコルクを開けているかもしれません。しかし、ソムリエのように詳しいワイン評論はできず、「味が好きかどうか」「食事に合うかどうか」でシンプルにワインを選んでいます。

猫好き どんな猫も愛おしくてたまりません。
好奇心旺盛 迷ったら、まずはやってみるのがモットーです。
これからも、新しい挑戦や日々の発見をこのブログで発信していきます。どうぞよろしくお願いします!
また、猫にも目がありません。
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