毎晩の晩酌が、我が家の日課です。
まずはビールで一杯。
夫婦ふたり、350ml缶を1本開けて、仲良く分けて飲むのがいつものスタイルです。
冬の間はこれでちょうどよく、ほろ酔い気分で食事も進みます。
しかし、気温が少しずつ上がってくるこの季節、初夏の気配が感じられるようになると、不思議と「もうちょっと飲みたいね」という気分になるのです。
そこで、つい2本目を開けてしまうことも。

でも、350ml缶を2本となるとちょっと飲みすぎかもしれない気もするし、毎日2本ずつ開けていると、あっという間に在庫がなくなってしまう。
買い置きしていても、すぐになくなってしまうのが悩みどころ。
そんなときに登場するのが、500mlのロング缶。
「今日はちょっと多めに飲みたいね」という日の定番です。
350ml缶を2本開けるより、ロング缶1本のほうが罪悪感も少なく(笑)、ごみも減るし、ちょうどいいボリュームです。
毎年この「ロング缶に切り替えるタイミング」が、我が家にとって季節の変わり目のサインになっています。
寒い季節には小さめの缶を分け合い、少し暑さを感じるようになると「そろそろロング缶かな」と自然と切り替わる。
冷蔵庫の中身を見て、「あ、季節が変わったな」と感じるのも、なんだか面白いものです。
きっと、皆さんのご家庭にも「うちの季節のスイッチ」があるのではないでしょうか。
エアコンをつけるタイミング、布団を夏用に変える日、衣替えなどなど。
そんな小さなきっかけが、日々の暮らしの中に季節を感じさせてくれます。
ビールの缶のサイズひとつにも、ささやかな季節の移ろいが詰まっている感じがします。
そんなふうに感じながら、今夜もロング缶をふたりで分け合って、ゆるりと晩酌を楽しもうと思います。
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