【コミュニケーションが不安な人へ】
「言いたいことがうまく言葉にできない」
「人前で話そうとすると頭が真っ白になる」
そんな悩みを抱えていませんか?
私はもともと話すことが大の苦手でした。
それでも今では、大勢の前でスピーチをする機会も経験し、「伝えること」に少しずつ自信が持てるようになってきました。
この記事では、話すのが苦手だった私が、どのようにして人前で話す力をつけていったか、その体験を通じて「話すこと」への向き合い方をお伝えします。
話すことが苦手だった幼少期のエピソード
子どもの頃から、話すことが得意ではありませんでした。
一人で遊ぶのが好きで、誰かと一緒に話すよりも、自分の世界に没頭している方が心地よかったのです。
幼稚園の入園面接では、話すのが嫌で机の下に隠れてしまったほど。
そんな性格だった私は、社会人になってからも「話す」という行為にずっと苦手意識を持ち続けていました。
声の大きさがものを言う職場環境
私が働いてきた職場では、「声の大きい人」が仕事を動かすという雰囲気が強くありました。
声が大きい=自信がある、リーダーシップがある、そんな評価がされやすい環境だったのです。
私はというと、元々あまり話すことが好きではなかったので、黙々と手を動かすエンジニアの仕事を選びました。
でも、実際に働いてみると「黙っているだけでは仕事が進まない」ことに気づきました。
エンジニアでもコミュニケーションは不可欠だった
「見ればわかるでしょ?」では仕事が伝わらない。
どれだけ技術があっても、意図や目的を言葉にしなければ伝わらない。
そんな現実に直面してから、私は「話すことの準備」を意識するようになりました。
最初はうまくできなくても、メモを取りながら言いたいことを整理して、伝える練習を重ねていきました。
話す機会が増え、少しずつ慣れていった
役職が上がると同時に、話す機会も増えていきました。
部下への説明、会議での発言、時にはイベントのスピーチまで。
中でも印象的だったのが、会社関係の結婚式で主賓スピーチを任されたとき。
100名を超える前で話すのは、人生で初めての経験でした。
緊張で頭が真っ白になりながらも、何とか話しきることができました。
最大の挑戦は1900人の前でのスピーチ
あるとき、大きなホールで行われたイベントで、約1900人の前で3分間のスピーチをする機会がありました。
時間は短くても、人生で最も多くの人の前に立って話した経験です。
この経験を通じて、改めて実感したのは
- 話す内容を整理する「準備」の大切さ
- 数をこなして「場慣れ」することの重要性
話すのが苦手な人へ伝えたいこと
ここまで読んでくださった方に、私から伝えたいことがあります。
私は今でも、「話すのが好き」とは言えません。
それでも、準備をして、何度も経験を重ねることで、「話せる自分」にはなれました。
大切なのは、うまく話そうとしすぎず、伝えたい気持ちを言葉にしようとすること。
そして、緊張してもいい。
完璧じゃなくても大丈夫。
最後に:苦手でも、伝える力は育てられる
「話すのが苦手」と感じている方は、私のようにコツコツ準備しながら場数を踏むことで、必ず変わっていけます。
苦手でも大丈夫。少しずつ、自分のペースで進んでいきましょう。
次の機会では、準備についてもう少し深堀してブログに書きたいと思います。
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