
良い天気の日は、気持ちまで明るく軽やかになりますね。
昔から、私は雨の日があまり得意ではありません。
どんよりした空模様が気分に影響しているのかもしれませんが、もっとはっきりとした理由があります。
それは「湿気」。
そしてその湿気によって引き起こされる「大量の汗」です。
私は子どもの頃から汗っかきで、特に湿度が高い日は汗が止まらなくなってしまうのです。
気温がそれほど高くなくても、雨の日は要注意。
電車通勤をしていた頃は、特に大変でした。
朝の満員電車に揺られながら、私一人だけ汗だく。まるでサウナの中にいるような気分でした。
そんな私にとって、レインコートはまさに天敵。
ビニール素材が体に密着すると、汗の逃げ場がなくなってしまいます。
濡れているのは雨なのか汗なのか、自分でもわからないほど。
そんな理由から、私はこれまで一度も本格的なレインコートを着たことがありませんでした。
ところが、ここ最近ちょっとした変化があらわれました。
ふと気づいたのです。
「あれ?あまり汗をかいていない?」と。
電車に乗っても、以前のような暑苦しさを感じることが減ってきたのです。
これは一体どうしたことかと、自分でも驚きました。
その理由を探るため、少し調べてみたところ「新陳代謝の低下」というワードが目にとまりました。
調べてみると、基礎代謝のピークは男性で15〜17歳、女性では12〜14歳と言われています。
それ以降は徐々に代謝が下がっていくのだとか。
なるほど、私の体でも同じようなことが起きていたのかもしれません。
40代半ばを過ぎたあたりから、少しずつ代謝が落ちてきて、それに伴って体温のコントロールもしやすくなったのかも知れません。
長年の「汗の悩み」からようやく解放されたような気がして、正直ほっとしています。
…と思ったのも束の間、今度は「体温が高い方が免疫力が高い」という話が気になってきました。
そう言われると、あまり汗をかかなくなった今の自分、大丈夫なのかな?なんて、またひとつ別の悩みが顔を出します。
代謝が下がるということは、体温も少しずつ下がる傾向にあるということ。
実際、体温が1度上がると基礎代謝量は12%以上も上がると言われています。つまり、汗をかくこともある意味、元気な証拠なのかもしれませんね。
若い頃は汗に悩まされ、年齢を重ねると汗をかかないことに不安を覚える。
なんとも複雑ですが、これもまた人生の面白いところかもしれません。
読者のみなさんの中にも、同じような経験をされた方がいるかもしれませんね。
体の変化に気づくたび、自分自身と向き合うきっかけにもなります。
そんな変化を少しずつ楽しみながら、これからも毎日を元気に過ごしていけたらと思っています。
今回もブログを読んでいただき、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう!
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