ウォシュレットが壊れた日 〜ふたつの驚き〜

ウオシュレット エッセイ

ウォシュレット故障事件

今日はちょっと恥ずかしいけれど、誰にでも起こりうる「ウォシュレット故障事件」についてお話ししたいと思います。

我が家のトイレにウォシュレットを取り付けたのは、今から約6年前のこと。

特に問題なく使ってきたのですが、ついに先日故障してしまいました。

壊れたのは「水が出る部分」。

まったく動かなくなってしまったのです。

思い返せば、1ヶ月ほど前からちょっとした兆候がありました。

ウォシュレットのボタンを押しても、反応がなんだか鈍い。

以前は押してすぐに水が出ていたのに、10秒以上も待たされるようになりその状態が続いてついに完全停止。

トイレというのは毎日使うものですから、こうなると本当に不便なんですよね。

仕方なく、メーカーのサービスセンターに連絡して修理を依頼しました。

対応はスムーズで、2日後には修理の担当者が我が家に来てくれました。

さっそく便座を開けて調査開始。

こちらから「6年くらいで壊れるものなんですか?」と尋ねると、修理の方から意外な返答が。

「便座の1年は、人間の10年に相当するんですよ。だから6年使ったということは、人間でいえば60歳以上です。」

……えっ? 60歳!?

これが、最初の驚きでした。

「そんなに酷使してたのね…」と、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。

調査が進むうちに、今度は修理の方から質問されました。

「便座、定期的に水で洗ってますか?」

私は正直に、「洗っていません」と答えました。

すると、その方はこう言いました。

「実はこの部品、濡れて壊れてしまってますね。たぶん、ご主人の小用の際にかかってしまったんだと思います。」

……えぇっ!?

これが、二つ目の驚きです。

「ここ、石灰化してるのわかります? これは尿がかかった証拠です」と指摘され、思わず「す、すみません……」と謝るしかありませんでした。

どうやら、ウォシュレットのノズル部分に飛沫がかかると、それが石灰分として固まり、故障の原因になるそうです。

まさかそんなところに気を遣わないといけないとは……。

完全に私の管理ミスでした。

もちろん保証期間はすでに過ぎていたため、修理費用は自己負担。

それでも無事に直してもらえたので、今はまた快適に使えています。

今回の一件で、トイレまわりの機器もちゃんと「手入れ」が必要だということを実感しました。

つい「毎日使ってるのに壊れるなんて」と思ってしまいがちですが、年中無休で働いているわけですから、労ってあげないとダメですね。

それにしても、人間60歳相当って……ウォシュレットもなかなかハードな人生です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
こんなちょっと恥ずかしい話も、誰かの参考になればうれしいです。
また次回のブログでお会いしましょう!

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短髪くまさん

生年月日:1968年生まれ
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理工系の大学を卒業後、自動車設備メーカーに就職。
途中、和菓子職人への憧れから修業を経験。
その後、人材ビジネス業界で25年間勤務し、15年間は役員として活動。
仕事をしながらMBAの科目をすべて履修し、現在はフリーランスとして活動中。これまでの経験を活かしながら、新しい挑戦を続けています。

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特にワインが大好きです。
過去30年間、自宅でほぼ毎晩ワインを飲んできました。その結果、開けたワインコルクは5,000本以上に達するかもしれません。もしかすると、ワインソムリエよりも多くのコルクを開けているかもしれません。しかし、ソムリエのように詳しいワイン評論はできず、「味が好きかどうか」「食事に合うかどうか」でシンプルにワインを選んでいます。

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