1週間ぶりの乗馬。
朝から照りつける日差しの下、今日は2鞍連続でレッスンを受けてきました。
暑さが厳しい中でも馬たちと過ごす時間はやっぱり特別。
少しずつでも成長を感じられる瞬間が増えてきて、乗馬の楽しさをますます実感しています。
一鞍目:ビックピンクと呼吸を合わせて
1頭目はビックピンク。

最近はよくこの子と一緒にレッスンしています。
前の方が乗ってくれていたおかげか、最初から動きがスムーズ。
並足から速足まで、こちらが構えなくても反応してくれる感覚があり、リズムよく進められました。
図形運動は、頭では理解しているつもりでも実際に馬に乗って行うとどうしても難しさを感じます。
思ったよりもスピードが落ちたり正確なラインが取れなかったりと課題は多いですが、少しずつでも改善していければと思っています。
駈足は最初はなかなかうまく出ませんでしたが、途中から反応が良くなり継続して駆けてくれるようになりました。
前回のレッスンで「駈歩に入る前の“ため”が足りない」と指摘されたことを思い出し、1週間、頭の中で繰り返しイメージトレーニングをしてきた成果が出たのかもしれません。
そして、なんと今日は別の馬場でレッスンを見ていたトレーナーから、「よくできていましたよ」と声をかけていただきました。
思いがけない一言に、胸がいっぱいに。続けてきて本当によかったと心から思える瞬間でした。
レッスン後は、感謝の気持ちを込めてビックピンクの体を丁寧にお湯で洗ってケア。
今日の出来には90点以上をあげたいくらい、本当に頼もしい存在です。
二鞍目:パイロと築く信頼関係
2頭目はパイロ。
前回、なんとか駈足を出せた子ですが、今日は最初から少し反応が鈍く、脚や鞭に対してもあまり動いてくれませんでした。
「今日は厳しいかも…」と思いつつも、根気よく丁寧に接していくうちに、だんだんと動きが良くなり、速足・駈足ともに前回より格段にスムーズに出てくれるように。小さな変化が見えると、それだけで嬉しくなります。
今日のレッスンは2鞍とも、大きな馬場で行われました。
広い空間の中で馬と一緒に走る感覚は、いつも以上に「乗っている」という実感を与えてくれます。風を切って進む中で、真夏の暑さも忘れてしまいそうでした。
とはいえ、やはり気温は厳しくて水分は最低限しか持っていなかった為に途中から喉がカラカラになってしまいました。
このままでは熱中症も心配なので、次回からはしっかりと水分補給を意識しようと思います。
馬たちと過ごす、かけがえのない時間
今日のレッスンを通じて、少しずつ馬たちとの呼吸が合ってきたことを実感できました。馬それぞれに個性があり、反応の違いもありますが、それを理解して、どう接するかを考える時間こそが、乗馬の一番面白いところだと感じます。
駈足の感覚、風を切る心地よさ、そして馬との信頼関係――。どれも一朝一夕では得られないものだからこそ、大切に積み重ねていきたいです。
次回のレッスンが、もう待ち遠しくなっています。
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