最近、「断捨離をしよう」と心に決めました。
暮らしていると、知らず知らずのうちにモノが増えていくものですね。
最初は必要だと思って手に入れたものも、気がつけば使わなくなり、部屋の片隅でホコリをかぶっている。
そんな経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
私もご多分に漏れず、気づけば家の中はモノであふれていました。
洋服に本、CDに雑貨、それから書類や日用品のストックなど、どれも「いつか使うかも」「思い出の品だから」と残していたものばかりです。
でも、その「いつか」はなかなか来ないもの。そこで、思い切って“暮らしを見直す”ことにしたのです。
断捨離とは?ただの片付けではない
「断捨離(だんしゃり)」という言葉は、単なる片付けや掃除とは少し違います。
- 断:入ってくる不要なモノを断つ
- 捨:いま持っている不要なモノを捨てる
- 離:モノへの執着から離れる
この三つのステップを意識することで、モノだけでなく、心の中もすっきりと整っていく。断捨離とは、そうした“暮らし方そのものを見直す行為”なのだと、あらためて感じています。
最初に手をつけたのは「紙類」
私が最初に取りかかったのは、たまりにたまった書類の整理でした。
レシート、公共料金の明細、保険や銀行関係の書類、取扱説明書、セミナー資料、そしていつの間にかため込んでいたDM類。
これらは一見すると大切に見えますが、実際に今すぐ必要なものはごくわずか。
中には「これは10年前の明細書?!」というようなものも混ざっていて、自分でも驚きました。
ビニール袋にして約8袋分。
書類だけでこんなにあるとは想像していなかったので、処分しながら自分の持ち物の管理の甘さを痛感しました。
少しずつ進めるのがコツ
断捨離は、一気にやろうとすると疲れてしまいます。
気力も時間も使いますし、途中で投げ出したくなることもあるでしょう。
だからこそ、少しずつ、できる範囲で進めることが大切です。
私も、まずは1日1袋のペースで書類の整理をスタートしました。
毎日は出来ないので休みや週末に行っています。
小さな達成感の積み重ねが、継続の原動力になるのですね。
洋服、本、CDも見直し中
書類の整理がひと段落したので、今はクローゼットの中の洋服や本棚の本、CDの断捨離にも取りかかっています。
洋服は「1年以上着ていないものは手放す」という基準を設けました。迷ったときは、「この先も本当に着たいと思うか?」を自分に問いかけてみます。流行遅れの服やサイズの合わないものは、思い切って手放すことにしました。
本やCDも、「また読みたい・聴きたい」と思うものだけを残し、それ以外は古本屋やリサイクルショップに持っていく予定です。
モノが減ると、心が軽くなる
不思議なもので、部屋の中がすっきりしてくると、気持ちまで軽くなっていくのを感じます。視界に入るモノが少ないと、余計な情報が入ってこなくなるせいか、頭の中までクリアになるような感覚です。
断捨離を進めるうちに、「自分は何を大切にして暮らしたいのか」「どんな生活を送りたいのか」ということも、自然と見えてくるようになりました。これは、思わぬ副産物です。
これからも“整える暮らし”を目指して
まだ断捨離は始まったばかり。
これからキッチン、洗面所、収納棚など、見直すべき場所はたくさんあります。
でも、焦らず少しずつ、自分のペースで進めていこうと思います。大切なのは、モノを減らすこと以上に、「自分の暮らしをどう整えたいか」を意識すること。断捨離は、そんな“心の棚卸し”のような時間でもあるのです。
これからも、暮らしを見つめ直しながら、身軽で心地よい毎日を目指していきます。読者の皆さんも、もし最近モノが増えてきたな・・・と感じていたら、ぜひ「断捨離」を始めてみませんか?
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