読書感想文 「皇国の守護者」第二巻

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新しいジャンルの空想小説 感想文にチャレンジしました。

今までの私の読書のジャンルは歴史やSFでした。

それまでに年間コンスタントに20冊以上は読んでいました。

通勤時間は1時間以上かかるので読書時間が取れる事も読書を続けられた理由の一つかも知れません。

好きな歴史小説は司馬遼太郎さんや塩野七海さん。SFの作家ではスタンリーキューブリック、アイザッフアシモフ、アーサーCクラークなどです。

今回は新たなジャンルの小説にチャレンジすることにしました。

「皇国の守護者」第二巻

前巻に引き続き本土の北方にある島で戦われた戦いは皇国軍の敗北で終わりました。

味方が本土へ退却する時間を稼ぐために主人公である新城直衛中尉に白羽の矢が立ちました。

退却に必要な期間は約10日間、優勢な敵軍の足を止めなくてはなりません。

新城中尉は考えられる限りの戦い方で地の利を生かし戦いが繰り広げられました。

敵を大いに悩ませるが、最後は降伏します

二人との出会い

戦いのさなか2人との出会いがあった。

二人とも敵軍であった。

騎兵将校バルク大尉

一人目は敵の騎兵将校であるバルク大尉です。

圧倒的な敵騎兵を率いていたバルク大尉の攻撃を直衛中尉は定石通りに守るのではなく、騎兵に向かって歩兵が突撃するという戦法で迎え撃った。

はじめは敵も混乱していたが、兵力差は埋めることが出来ずに最後は降伏をした。

戦いの最中、傷ついた敵をとどめを指すのではなく手当まで行った直衛に対して、騎兵将校であるバルク大尉は騎士道精神にも似た親近感を持つこととなった。

もちろん、傷ついたのはバルク大尉本人である。

敵の総司令官 ユーリア元帥

捕虜となり時間がたった時、捕虜交換が決まり新城と部下の帰還が決まった。

その前に敵司令官に呼び出される。

交わされる話は政治体制ではなく、相手に興味がありそれを知りたいという欲求から生まれたものであった。

少数の兵力で大兵力の帝国軍とたたかい勇戦した男に何かしらの魅力を感じていると思われた。

結局二人の間にはお互いに相いれない関係となり分かれることとなった。

二人との出会いは将来的に大きな意味を持つ

少なくとも味方よりも敵に大きな魅力や親近感がわいてくることからもこの小説の行きつくところはただの戦いに終わるようには感じられなかった。

本国へ戻る

捕虜交換が決まり、本国へ戻る音になった新城は船に乗った。

そこで待ち受けていたのは、友軍を救った英雄として扱われる主人公であった。

自ら望んだことではなく、周りの人間たちが彼が必要であると判断したからに違いなかった。

一方、初戦で敗北を期した皇国は、今後どのように挽回をしていくのかに興味がある。

まとめ

第二巻では二人との出会いがありました。

今後、必ず大きく関係してくる人たちであると感じました。

第三巻目も非常に楽しみです。

今回もブログを読んで頂きありがとうございました。

また、お会いしましょう。

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