
救急車はサイレンを鳴らしながら走っていますが、交差点に差し掛かると音が変わると思いませんか?
先日、救急車に同乗する機会がありました。
搬送してもらっている方の体調はとても気になりましたが、少しずつ落ち着いてきたので周りを気にする余裕が出てきました。
かなりの時間を走行していた為に走っている途中に何度も変化すること気が付きました。
サイレンを鳴らしながら病院へ向かって走っていたのですが、交差点に差し掛かるとサイレンの音が変わるのです。
救急車といえば「ピーポーピーポー」と音を出して走っています。
しかし、交差点に差し掛かると音が変わるのです。
当日は交通が渋滞しており多くの交差点を通過したので、何回も音が変わるのを耳にすることができました。
交差点で音が変わるのは何故?
なぜ、交差点などでは音を変えているのかと思って調べてみました。
救急車といえば「ピーポーピーポー」と音を出して走っています。
しかし、交差点に差し掛かると「ギュイーン」という音に変わり、とても耳に残る音です。
これは「高警告サイレン音」と言われており、不協和音を出すことで、交差点へ進入する時や渋滞した時にドライバーや歩行者に気付いてもらうことを目的としています。
救急車のサイレン音の音量は法令で決められています。
近くを通るとかなりうるさいと感じますが、救急車のサイレン音の音量は法令で決められています。
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示〈第三節〉第231条(緊急自動車)には次の通り記載がされています。
サイレンの音の大きさは、その自動車の前方20mの位置において90dB以上120dB以下であること。
なるほど、近くを通るとかなり大きな音がしますよね。
この音を鳴らすには運転席側にあるボタンを押すことで音を出すことができます。
すべての消防車に装備されているわけではないようです。
なお、住民の方へ配慮をした夜間や住宅街等で使用する「ピーポーピーポー」音を抑えた弱いバージョンもあるようです。
交差点ではサイレンの音が変わることがわかりました。
今回は、交差点ではサイレンの音が変わることがわかりました。
これ以外にもフェードイン/フェードアウト機能や出動予告機能など多くの装備があるようです。
救急車も日々変わっているのだと感じました。
救急隊員の方たちには大変お世話になりました。
最後に日本全国には約6,600台の救急車があります。(令和5年4月1日)
価格は装備品によって変わってきますが、熊本市で使用されている救急車は約2900万円です。
これからも救急車について皆さんへお知らせできればと思います。
読んでいただきありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう。
コメント